教授紹介
PROFESSOR
旅行業界での豊富な実績、
世界中を見て来た経験をもとに、
地方創生のヒントをお教えします。
30年間の間旅行会社勤務で勤務しながら、300回を超える海外渡航で世界中をこの目で見てきました。世界の観光地には、日本の地方創生に役立つヒントが盛りだくさん。成功した取り組みには、不思議と共通点があるのです。
私の授業では、世界中から得たエッセンスをもとに、いかに観光とデザインをかけ合わせ、プロモーションするかを学びます。
みなさんも私と一緒に知の旅に出かけませんか？
嵯峨美術大学芸術学部デザイン学科
観光デザイン領域 教授
小畑 博正
ABOUT
経歴紹介
>>>>OBATA
日本旅行で約30年間勤務の後、大学教授の道へ。数多くのツアーを企画・プロデュースしてきた経験や、世界と日本の観光事情についての豊富な知識を生かし、学生たちに実践的な学びを提供している。研究分野は、地方創生のヒントになる観光資源について。
日本旅行時代には、「おもしろ旅企画ヒラタ屋」でナニワのカリスマ添乗員平田進也氏のプロデュースや、有名旅番組の制作にも携わった。自治体シンポジウムやテレビ番組にも多数出演している。（「たかじんのそこまで言って委員会」、「ガイヤの夜明け」等）
観光甲子園メンター。
JICA技術協力「ドミニカ共和国北部地域における持続的なコミュニティを基礎とした観光開発のためのメカニズム強化プロジェクト」研修講師。
オバッピー観光総研 代表。
旅番組企画
実績あり
1988年
立命館大学産業社会学部卒業
2015年
大阪市立大学大学院創造都市研究科修了
1988～2017年
㈱日本旅行
2017～2019年
新潟経営大学観光経営学部教授
2019年～
嵯峨美術大学芸術学部デザイン学科
観光デザイン領域教授
南山大学経営学部・関西国際大学現代社会学部・京都文教大学総合社会学部・大手前大学現代社会学部 非常勤講師兼務、京都府八幡市やわたブランド審査委員会委員長、滋賀県歴史文化遺産ガイド養成講座講師委嘱
.png)
大手企業と
商品開発の実績も
特技は落語！
>>>>>>>>ACTIVITY
RESEARCH
研究活動
スペイン・バスク自治州
サン・セバスチャンの美食戦略
スペイン・バスク自治州サン・セバスチャンの美食戦略は、バスクという独特な歴史、風土、文化等の背景を基盤にした「食」による強力な観光システムであり、地域経済のバリューチェーンも構築され、地域創生のための優れたまちづくり戦略として世界中から評価されている。
現在、日本の自治体も地方創生の取り組みを推進する中で、このサン・セバスチャンへの現地視察が数多く行われており、自地域のまちづくり戦略として「食」による「サン・セバスチャン化」に向けた自治体が10か所を超えている。
しかしながらこの「サン・セバスチャン化」は本当に地方創生の起爆剤になるのか？サン・セバスチャンのこの美食戦略の本質的な部分を考察し、日本の地域にフィットする戦略とは何かを探っている。
ダークツーリズムにおける観光資源の創出プロセス
―旧東ドイツ「オスタルギー」を事例として―
1991年のベルリンの壁崩壊以降の旧東ドイツ国家崩壊、そして社会体制の変容により、新たに生み出されたダークツーリズムとしての旧東ドイツ国家関連施設が、現在、新たな観光資源として賑わいを見せている。
それらの“ダーク”な観光資源としての創出プロセスを追い、現代的意義を考え、旧東ドイツ国家崩壊後のポスト社会主義社会の変容を考察している。
インドネシア・バリ島のサスティナブルな「芸能」による観光地域づくり
―ウルワツ・ケチャの事例―
バリ島において観光用に演じられている数々の芸能のなかでも人気のケチャ公演を行っている村への取材により、村の持続可能な観光戦略を探ることにより、創られた伝統である芸能による観光に取り組むリゾートアイランド・バリ島のサスティナブルな新たな観光局面について考察を行っている。
